大学歌

一、産業の意図たくましく　都の力あつまりて
　　築き上げたる大学を　　仰げ雲霧晴れわたる
　　生駒の山の空高し
二、新生の道ひらけ行く　　国土の命みなぎりて
　　望みゆたけき大学を　　歌え広野に大淀の
　　堤をあらう水清し

学生歌

一、永久の流の淀堤の　　　ほとりに立てる殿堂は
　　吾が工大の偉容なり　　学の自由独立に
　　あこがれ集う青春の　　花らんまんと今開く
　　見よ麗はしの此の学園
二、理想をひめし若人が　　四年の春をちぎりては
　　丈余の潮にさおさして　科学の真理さぐらんと
　　共に誓いし健児らが　　今雄々しくも振い立つ
　　見よ熱烈の此の意気を

応援歌

　青春の血は燃えて　　　　仰ぐ太陽新しき日本を築く
　高き知性をあつめて　　　ここに火を吐く力
　力・力踊り立つ金色の　　アポロ工大！
　見よ見よこの力の往く所　おお烈風の葉を巻くごとく
　はむかう者無きを！　　　我等我等意気の我等工大！

第二応援歌

一、浪速の東北空高く　　れいめい告ぐる明けの鐘
　　凍る海から赤道に　　今踏みしめる建設の
　　任務に燃ゆる若人は　はえ有る我等工大生
　　ああ勇壮の工大生
二、吾校揚げて家となし　団結の意図いや固し
　　築け淀江の若桜　　　希望の虹を画きつつ
　　散りて砕けん火の玉の　男ぞ我等工大生
　　ああ意気に燃ゆ工大生

凱旋歌

一、汗血乱れて春狂い　　栄光遂に我にあり
　　喜び燃ゆる胸の火は　若き命の血のほてり
　　勝利に酔える若人の　曠野に挙る鯨波の声
二、曠野に挙る勝鬨に　　楡の若葉の峰ゆらぎ
　　力の雄琴高鳴りて　　宴のむしろいざ敷かむ
　　夕日暮れる西の空　　天馬の雄叫び君知るや

逍遥歌

一、青雲の下水清く　　　緑風そよぐ淀の岸
　　春秋色は変われども　尽きせぬ流れ吾が心
二、遙嶧霞果しなき　　　思ひに坡塘を彷徨へば
　　吾が真心に吹く風は　来る使命を奏たり

應援團節

　　これが工大應援團
一、水の都は大阪の　　　清き流れは淀川に
　　映る姿も雄大に　　　これが工大應援團
二、春は桜の城北に　　　若き命も乱満と
　　かけた團旗も紫の　　におう工大應援團
三、夏は焼けつく砂浜で　若き体を鍛え抜く
　　汗にまみれしその顔は　意地と度胸の應援團
四、秋はすすきの淀堤に　　月の光も銀色に
　　踊る姿を盃に　　　　映す影見よ應援團
五、冬は北風吹く中で　　若き血潮をたぎらせて
　　未知の世界を切り開く　これぞ工大應援團

工大数え歌

一つとせ
　人に知られし大阪の　ここは浪速の北の果て
　そいつぁ豪気だね　そいつぁ豪気だね
二つとせ
　吹くは北風南風　　　大阪工大の花ふぶき
　そいつぁ豪気だね　そいつぁ豪気だね
三つとせ
　見ろやおいらの角帽を　大阪工大のシンボルさ
　そいつぁ豪気だね そいつぁ豪気だね
四つとせ
　よもの景色は変れども　変りゃせぬぞえ真心は
　そいつぁ豪気だね そいつぁ豪気だね
五つとせ
　粋ななりして街行けば　街の娘も振り返る
　そいつぁ豪気だね そいつぁ豪気だね
六つとせ
　無理な難関突破して　大阪工大の花となる
　そいつぁ豪気だね そいつぁ豪気だね
七つとせ
　なぜか知らねどいそいそと　帰る学寮の灯も赤い
　そいつぁ豪気だね そいつぁ豪気だね
八つとせ
　やっぱり俺らも人の子さ　赤い血もありゃ脈もある
　そいつぁ豪気だね そいつぁ豪気だね
九つとせ
　これも彼女の為ならば　辛ぼうしましょう四年間
　そいつぁ豪気だね そいつぁ豪気だね
十とせ
　飛んで行きたや鳥ならば　彼女の待ちます故郷へ
　そいつぁ豪気だね そいつぁ豪気だね
終わりとせ
　尾張り名古屋は城でもつ　大阪工大俺でもつ
　そいつぁ豪気だね そいつぁ豪気だね
おまけとせ
　大阪工大の学生は　揃いも揃おって美少年
　そいつぁ豪気だね そいつぁ豪気だね